プレスリリース

秋田火力発電所2号機の運転停止について

平成23年 8月17日

 当社、秋田火力発電所2号機(秋田県秋田市、定格出力35万kW)は、通常運転中のところ、平成23年8月16日13時50分頃、社員によるパトロールにおいて、再熱蒸気止め弁付近より蒸気の漏えいと思われる異音が確認されました。

 漏洩個所の特定には至らず、監視を継続しておりましたが、本日再熱蒸気止め弁ドレン配管付近からの漏えいであることを確認できたことから、本日20時以降出力を降下させて運転を停止することといたしました。

 運転停止後、点検を行い、蒸気の漏えい箇所を特定し、修理を実施いたします。なお、復旧には数日を要する見込みです。

 

 また、供給力としては、東京電力からの電力融通や日本卸電力取引所を活用することで、予備率5%程度を確保できる見通しではありますが、引き続き節電にご協力をいただきますようお願い申し上げます。

 

以 上

 

※  再熱蒸気止め弁

ボイラーで加熱した蒸気は、高圧タービンを通過した後、再びボイラーで加熱され、中圧タービンへ送られる。この高圧タービンと中圧タービンの間にあり、蒸気を遮断することができる弁。

 

【秋田火力発電所の概要】

 

出 力

燃 料

運転開始年月

2号機

35万kW

重油・原油

昭和47年 2月

3号機

35万kW

重油・原油

昭和49年11月

4号機

60万kW

重油・原油

昭和55年 7月

(1号機は平成15年12月に廃止)

 

【需給見通し】

 

8月18日(木)

(8月17日時点での見通し)

8月19日(金)

(8月17日時点での見通し)

ピーク時供給力

1,240万kW

(電力融通合計で100万kWを織り込み)

1,240万kW程度

(電力融通や日本卸電力取引所の活用を見込み、今後、需要や気温等を踏まえて検討)

予想最大電力

1,180万kW

1,180万kW程度

予備率

5.1%

5%程度

 

 

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