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メキシコにおける天然ガス火力発電事業への出資参画について〜当社として海外で初のガスコンバインドサイクルIPP(卸発電)事業〜平成22年12月27日 当社は、メキシコ合衆国北東部の既設天然ガス火力発電事業に出資参画することとし、同事業の持株会社であるエムティーファルコンホールディングス社(出資者:三井物産株式会社70%、東京ガス株式会社30%。以下「ファルコン社」)の持分※のうち10%を三井物産株式会社より取得する売買契約を、本日、締結いたしました。今後、メキシコ政府機関の許認可手続き等を経た上で、当社100%出資の海外投資子会社であるトーホク・パワー・インベストメント・カンパニー(TPIC)を通じて来年3月末までに持分取得を完了する予定です。 今回、当社が持分を取得するファルコン社は、メキシコ北東部で天然ガスコンバインドサイクル発電を行う5つの発電会社(プラント5基、出力合計223万3千kW)などを保有しております。発電会社5社は、卸発電(IPP)事業を行っており、メキシコ電力庁と操業開始から25年間の電力売買契約を締結しています。このように本プロジェクトは、長期にわたり安定的な収益を期待することができます。 なお、本プロジェクトは当社として4件目の海外IPP事業となりますが、メキシコでのプロジェクトならびに海外での天然ガスコンバインドサイクルによるIPP事業への出資参画は当社として初めてとなります。 当社では、地球環境問題への貢献や資源確保などを目的として、これまで培った電気事業運営のノウハウと経営資源を有効活用しながら、電気事業の海外展開について、収益性とリスクのバランス確保を前提に進めていくこととしております。今後とも、こうした当社の目的・ニーズにかなう優良な案件の発掘に努めながら、海外事業の展開を図ってまいります。 メキシコ北東部の天然ガス火力発電事業の概要は、別紙のとおりです。 以上 ※ 融資関連の契約にもとづき、融資期間中はファルコン社の株式は信託設定されていることから、本取引においては経済権益の売買を行うもの。
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