プレスリリース

平成22年度「リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」の受賞について〜東新潟、能代両火力発電所の取り組みが「経済産業大臣賞」「国土交通大臣賞」をそれぞれ受賞〜

平成22年10月22日

 当社企業グループは、循環型社会の形成および地域の環境保全等に積極的に取り組んでおりますが、このほど、当社東新潟火力発電所(新潟県北蒲原郡聖籠町)および能代火力発電所(秋田県能代市)における取り組みが、平成22年度「リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」(主催:リデュース・リユース・リサイクル推進協議会※1)において、「経済産業大臣賞」、「国土交通大臣賞(東北発電工業株式会社、秋田県建設交通部、能代山本生コンクリート協同組合との連名受賞)」をそれぞれ受賞することが内定いたしました。当社の大臣賞受賞は今回が初めてとなります。

 同表彰制度は、循環型社会の形成に向け、3R(リデュース:発生抑制、リユース:再使用、リサイクル:再資源化)活動の普及拡大を目的に平成3年度※2から実施されており、3R活動に率先して取り組み、継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている個人、グループ、学校および事業者などを表彰するものです。

 今回、「経済産業大臣賞」に内定した東新潟火力発電所の取り組みについては、同火力発電所の取水口に流入したクラゲについて、洋上で消滅処理するシステムを開発・実用化したというものです。これにより従来、クラゲの捕集・水揚げにより発生していた産業廃棄物(年間約300トン)の大幅な削減を図っております。
 一方、「国土交通大臣賞」に内定した能代火力発電所の取り組みについては、連名受賞となる4者が協力・連携して実施しているものです。秋田県では平成22年度より、当社能代火力発電所が立地する能代・山本地域(能代市・山本郡)における県発注の公共工事で使用するコンクリートについて、同発電所から発生した石炭灰(フライアッシュ)を混合したものを標準使用することとし、石炭灰の有効利用ならびに地産地消の取り組みの推進を図っております。

 今回の受賞に関する表彰式につきましては、平成22年10月26日(火)に東海大学校友会館(東京都)において行われることとなっております。

 当社企業グループは、今回の受賞を励みとして、今後とも地域社会の一員として、環境負荷の低減および環境保全活動に積極的に取り組んでまいります。

 なお、今回大臣賞を受賞する両発電所の取り組みの概要は、別紙のとおりです。

以上

※1 リデュース・リユース・リサイクル推進協議会
3R推進のための啓発・普及活動を行っている団体であり、行政・消費者・産業界等が連携してリサイクルを推進することを目的に、平成3年に「リサイクル推進協議会」が設立され、平成14年に現名称に改称された。8府省および消費者団体・関係業界団体等の83団体で構成され、事務局は財団法人クリーン・ジャパン・センターと財団法人日本環境協会。

※2 平成3年度〜13年度は「リサイクル推進功労者等表彰」の名称により実施。

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