プレスリリース

女川原子力発電所の状況について(平成23年10月分)

平成23年11月10日

 当社は、女川原子力発電所1号機(平成23年9月10日から第20回定期検査中)、2号機(平成22年11月6日から第11回定期検査中)、3号機(平成23年9月10日から第7回定期検査中)の平成23年10月分の定期検査および東北地方太平洋沖地震後の設備点検等の状況について、本日、宮城県、女川町ならびに石巻市に報告いたしました。

 女川原子力発電所は、1号機および3号機が通常運転中、2号機が原子炉起動中のところ、平成23年3 月11日14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震により、全号機の原子炉が自動停止しました。

(平成23年3月11日お知らせ済み)

 女川原子力発電所の全号機は、安定した状態で安全に停止しており、現在、設備の点検、復旧作業等を進めております。

 現在実施している定期検査においては、トラブルに該当する事象はありませんでした。

 また、地震および津波による女川原子力発電所の主要設備への軽微な被害としては、これまでの59件に加え、新たに1件の事象(「固体廃棄物貯蔵所コンクリート壁の剥離」)が確認されました。
 本事象については、安全上問題となる事象ではありませんが、引き続き詳細な調査を行ってまいります。

 なお、地震および津波による女川原子力発電所の主要設備への軽微な被害の対応として、今回、新たに4件(「モニタリングポスト記録計(チャンネル6)指示不良」他)が復旧し、計60件のうち24件の対応が完了しております。

 今回の報告の概要については、別紙のとおりです。

以上

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