プレスリリース

女川原子力発電所周辺海域における追加海上音波探査等の実施結果について

平成27年 5月12日

 当社は、女川原子力発電所周辺海域(牡鹿半島東側)で確認されている、F−6断層〜F−9断層の長さ、位置等に関する地質構造データを拡充する観点から、平成26年11月17日より、追加の海上音波探査等を実施いたしました。

(平成26年11月14日にお知らせ済み)

 

 当社では、従来よりも高精度の海上音波探査や海底地形面調査で得られた地質構造データに基づき、F−6断層〜F−9断層の長さは、従来よりも約2km長い、約24kmと評価しました。また、これまで断層が存在すると評価していた箇所で断層が確認されなかったことなどから、女川原子力発電所の敷地に最も近い断層の端部(北西端)の位置は、従来よりも発電所の敷地から約3km遠くなるものと評価しました。

 

 追加海上音波探査等の結果の詳細については、今後の女川2号機の新規制基準適合性に係る審査会合の中で、説明していくこととしております。

 

 なお、評価変更後のF−6断層〜F−9断層が活動した場合の地震動については、今後、詳細な分析を行っていくこととしておりますが、新規制基準への適合性審査申請で評価している基準地震動Ssを下回る見込みです。

 

以上

 

 

「プレスリリース本文のPDFファイルはこちら」印刷用PDF

←← 東北電力トップページ ← 元のページへ戻る