プレスリリース

女川原子力発電所における防潮堤の本体工事完了について

平成24年 4月26日

 当社は、平成23年3月30日、経済産業大臣より指示文書「平成23年福島第一・第二原子力発電所事故を踏まえた他の発電所の緊急安全対策の実施について」を受領いたしました。     

 (平成23年3月30日お知らせ済み)

 

 この指示文書に基づき、平成23年5月18日、女川原子力発電所における緊急安全対策および実施状況について経済産業大臣へ報告しており、この中で更なる安全性の確保に向けた対策として防潮堤の設置を計画いたしました。

(平成23年5月18日お知らせ済み)

 

 その後、防潮堤の構造等の検討および準備工事を行い、平成23年12月1日より、本体工事を実施しておりましたが(平成23年12月1日お知らせ済み)、本日、計画の高さ(約3m、O.P.※ 約+17m)までの工事が完了いたしました。なお、法面の保護工事等、防潮堤の付帯工事については、引き続き実施してまいります。

 また、防潮堤と並行して設置工事を進めていた防潮壁についても、本日、工事が完了しました。

 防潮堤および防潮壁の概要は別紙のとおりです。

 

 なお、当社では、東北地方太平洋沖地震で得られた知見を踏まえて、現在、女川原子力発電所における津波評価を実施しており、本評価結果に応じて、必要な対策を検討していくこととしております。

 

 

以 上

 

 

※  O.P.とは、女川の工事用基準面で、O.P.±0.0mは東京湾平均海面(T.P.)−0.74mに相当する。

 

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