当社は、平成２３年３月１１日に発生した東北地方太平洋沖地震時に取得された女川原子力発電所の地震観測記録の分析および到達した津波の調査結果について報告書にとりまとめ、４月７日に国へ報告しました。

（平成２３年４月７日お知らせ済み）

　これに対して、同日、原子力安全・保安院より地震による設備への影響の詳細評価および津波に係わる詳細評価を実施し報告するよう指示文書が発出されております。

 

　指示文書に基づき、当社では、津波に係る追加の調査および津波の再現解析による分析等を実施しておりましたが、その結果について報告書にとりまとめ、本日、国へ報告しましたので、お知らせいたします。

　報告書の概要は、別紙のとおりです。

 

　なお、地震学・地震工学および耐震工学の学術発展に広く役立てていただくことを目的として、平成２３年東北地方太平洋沖地震および平成２３年４月７日宮城県沖の地震のデジタルデータを一般社団法人日本地震工学会に提供しておりましたが、本日、公開されましたのでお知らせいたします。

 

　公開されたデジタルデータは以下のとおりです。

 

○平成２３年東北地方太平洋沖地震（本震）および平成２３年４月７日宮城県沖の地震における地盤の観測記録

○平成２３年東北地方太平洋沖地震（本震）および平成２３年４月７日宮城県沖の地震における１号機、２号機および３号機原子炉建屋の観測記録

 

 

以　上

 

• （別紙）女川原子力発電所における平成23年東北地方太平洋沖地震により発生した津波の調査結果に係る報告書（概要）
• （参考資料）女川原子力発電所における平成23年東北地方太平洋沖地震により発生した津波の調査結果について

「プレスリリース本文のPDFファイルはこちら」