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女川原子力発電所3号機 低圧第2給水加熱器(A)水位調節弁の点検結果について平成21年 7月31日 当社、女川原子力発電所3号機(沸騰水型、定格電気出力82万5千キロワット:宮城県牡鹿郡女川町、石巻市)は、第5回定期検査調整運転中(定格熱出力一定運転)のところ、低圧第2給水加熱器(A)水位調節弁(以下、「当該弁」という。)の自動制御が正常に行われないことを確認したことから、原子炉を計画的に停止して当該弁の点検を行うことといたしました。(平成21年7月23日お知らせ済)
その後、7月24日4時16分に原子炉を停止し、当該弁の点検を実施しました。点検の結果、低圧第2給水加熱器(A)の水位を調整している水位制御器からの信号に応じて、当該弁を駆動するために供給している圧縮空気の圧力を調整する部品(以下、「当該ポジショナ」という。)の動作が緩慢となっていることにより、当該弁の制御が正常に行われなかったことを確認しました。 なお、本事象は法律に基づく報告対象に該当する事象ではありません。
当該ポジショナについては新品に取替え、当該弁の動作に問題のないことを確認するとともに、今回の定期検査で交換した給水加熱器等の水位調節弁のポジショナ24台(当該ポジショナを含まず)についても弁の動作に問題のないことを確認しました。 また、当該弁の分解点検を実施した結果、当該弁本体は健全であることを確認しております。 今後、準備が整い次第、原子炉を起動し、調整運転を行う予定です。
以 上
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