プレスリリース

女川原子力発電所3号機 低圧第2給水加熱器(A)水位調節弁点検の実施について

平成21年 7月23日

   当社、女川原子力発電所3号機(沸騰水型、定格電気出力82万5千キロワット:宮城県牡鹿郡女川町、石巻市)は、第5回定期検査調整運転中※1(定格熱出力一定運転)のところ、低圧第2給水加熱器※2(A)水位調節弁(以下、「当該弁」という。)の自動制御が正常に行われないことを確認しました。

   本事象により、一時的に電気出力の僅かな低下がみられましたが、当該弁の制御を手動制御に切り替え、事象発生前の電気出力に復帰しております。

   現在、プラントは安定した状態で調整運転中でありますが、今後準備が整い次第、原子炉を計画的に停止して当該弁の点検を行うことといたしました。

 

   なお、本事象による発電所周辺への放射能の影響はありません。

 

以 上

 

 ※1 定期検査では、運転状態でないと健全性を確認できない機器・系統があるため、通常運転と同様の状態にして、機器・系統の状況を確認することを調整運転といいます。

 

 ※2 低圧給水加熱器は、プラントの熱効率を向上させるために、原子炉への給水をタービンへ送る蒸気の一部(抽気)で加熱する機器です。A系とB系の2系統あり、それぞれ第1から第4まで合計8基あります。

 

 

 

 

 

 

 

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