プレスリリース

女川原子力発電所3号機における配管の構造強度評価の一部誤りに関する再評価結果および原因と再発防止対策について

平成20年 4月30日

 東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所7号機の配管に係る構造強度評価結果の一部と、(独)原子力安全基盤機構が実施した同発電所7号機の評価結果が異なっていることが確認されました。この原因調査の中で、評価を行ったメーカの計算機プログラムにおけるデータ処理に問題があること、また、当該計算機プログラムは過去に当社女川原子力発電所3号機の主蒸気系配管※1の一部において実施した構造強度評価にも使用していることがわかりました。
 プログラムを修正して再評価を行った結果、許容値を十分満足しており、構造強度に問題がないことを確認いたしました。(平成20年4月10日お知らせ済み

 当社は、平成20年4月10日に原子力安全・保安院から受領した本事象に関する指示文書「配管設計の応力解析における不備への対応について」※2に基づき、配管の構造強度評価の一部誤りに関する再評価結果および原因と再発防止対策についてとりまとめ、本日、原子力安全・保安院に報告いたしました。

 なお、再評価結果および原因と再発防止対策の概要は別紙のとおりです。

以上

※1 当該配管はタービン設備の一部であり、耐震重要度分類Bクラスの設備に該当します。

※2 原子力安全・保安院の指示文書
 平成20年4月30日までに、当該計算機プログラムを使用して配管の構造強度評価を行った箇所について、修正した計算機プログラムで再評価した結果(結果が許容値を満足しないことがわかった場合は、速やかにその事実および対応策を報告すること。)および、本事象に関する根本的な原因を究明し、再発防止対策についても、報告することを指示されております。

←← 東北電力トップページ ← 元のページへ戻る