当社はこのたび、「２０２３年度東北電力グループ中期計画」（以下、「２０２３年度中計」）を策定いたしました。

　当社グループは、燃料価格や卸電力取引市場価格の高騰などの影響により、自己資本比率が東日本大震災発生直後を下回る水準まで低下する見込みであるなど、極めて厳しい収支・財務状況に直面しております。

　このため、２０２３年度から２０２５年度を対象とする２０２３年度中計では、「収支と財務基盤の早期回復」を最優先課題と位置付け、「サービス提案の強化」や「女川原子力発電所２号機の再稼働」、「経営全般の徹底的な効率化」を力点とし、２０２３年度の営業黒字を確保するとともに、毀損した財務基盤の早期回復と安定化に取り組むことといたしました。

　また、電力供給事業の構造改革とスマート社会実現事業の収益化にも取り組むことで、東北電力グループ中長期ビジョン「よりそうｎｅｘｔ」で掲げた、「東北発の新たな時代のスマート社会の実現」につなげてまいります。

　当社グループが総力をあげて、２０２３年度中計を実行することにより、足もとの危機に打ち勝つとともに、中長期的な成長に引き続き挑戦してまいります。

以　上

（参考）２０２３年度東北電力グループ中計計画の概要

ＵＲＬ：https://www.tohoku-epco.co.jp/comp/keiei/vision.html

• （別紙）２０２３年度東北電力グループ中期計画の概要【抜粋版】（PDF/1MB）

「プレスリリース本文のPDFファイルはこちら」