トップメッセージ

平素より格別のご高配をたまわり、厚く御礼申しあげます。

2025年度決算は、女川原子力発電所第2号機の再稼働による収支改善がありました。一方で、市場や販売環境の変化に伴う収支悪化や、送配電事業における需給調整費用の増加および中東情勢悪化に伴う燃料価格・電力市場価格の急騰による電力先渡取引等の時価評価影響などから、連結経常利益は1,264億円となりました。また、連結自己資本比率は19.4%となり、財務基盤は着実に回復しております。

当社を取り巻く事業環境は、足元の中東情勢等の影響により、変化が激しく不確実な状況が続いております。2026年度は、「利益拡大に向けた事業展開」として、需給最適化等により卸売と小売の利益最大化に注力するとともに、新たな事業機会の獲得を企図して、再エネ等の多様な分散電源を束ねて電力や環境価値を取引する事業(アグリゲーションビジネス)の強化やデータセンターの誘致・事業化を推進してまいります。また、「成長に資する戦略的な投資」、「持続的な事業展開を支える経営基盤の強化」にも取り組んでまいります。

これらの取り組みを通じて、財務目標達成を目指すとともに、「利益・投資・成長の好循環」の形成につなげていくことで、中長期ビジョンで掲げる2030年代のありたい姿の実現をはかってまいります。

当社企業グループは、今後も、経営理念「地域社会との共栄」と東北電力グループスローガン「より、そう、ちから。」のもと、地域のみなさまが快適・安全・安心なくらしを実感できるスマート社会の実現に貢献し、社会の持続的発展とともに成長する企業を目指してまいります。

株主のみなさまにおかれましては、なお一層のご理解とご協力をたまわりますようお願い申し上げます。

2026年6月
代表取締役社長 石山 一弘