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平成22年度

まちづくり元気塾 報告会

「まちづくり元気塾」平成22年度活動報告会

平成22年度の活動報告会は、平成22年度の4つの支援団体様、平成21年度の2つの支援団体様、また各チーフパートナーの皆様とともに平成23年3月8日に開催されました。
開会挨拶およびアドバイザリーボード座長である法政大学の岡ア教授より、本年度の支援内容全般についてのご報告の後、平成22年度支援団体の皆様によるパネルトークの第I部を開催。各地域からは今回の活動成果や、今後の展開方策などについて発表があり、フロアからは地域ごとに質疑応答のやり取りが実施されました。また、今後に向けたアドバイスをチーフパートナーの皆様が報告。次いで、平成21年度の支援団体様によるパネルトーク第II部が実施され、前年度の元気塾における活動成果が、現在においてどのように継続し、活用されているかのご報告をいただきました。

【平成22年度支援先】

青森県つがる市 「あそびの学校」

「あそびの学校」の現状をテーマに、津軽地域の子育て支援組織のあり方について考えなければいけないと思います。そして、自発的な民間団体の組織間ネットワークづくりの可能性をさぐるため、学校を取り巻く協働の力を見つけること、"成長するあそびの学校"として発展的解消し再生することなどが、今後の展望としてあげられます。
(亀川 真都子氏/つがる市主任児童委員・
千葉 敦子氏/読み聞かせ わくわく☆ピース)

岩手県二戸市 「岩誦坊クラブ」

地元には多くの資源があり、その見せ方・活かし方には工夫が必要で、さらに適正な対価を得るという意識をもつことが元気塾を通して把握できました。それを受けて、地域の宝を見直しブランド力のある商品をつくり、元気塾内で作成されたイベント・カレンダーをもとに活動するといった、今後の活動計画についての方針が見えてきました。
(田口 俊夫氏/岩誦坊クラブ 会長)

山形県庄内町
「庄内町グリーン・ツーリズムの会」

元気塾を通して、グリーン・ツーリズムを推進していくうえでは「人づくり」が最も重要であり、また庄内町には多くの地域資源があることが再認識できました。そして「人」、「食」、その他の資源の活かし方のヒントを得ることができ、人と人とのつながりができたことなどが成果として挙げられると思います。
(小林 仁氏/庄内町グリーン・ツーリズムの会 会長)

新潟県上越市
「お馬出し(おんまだし)プロジェクト」

元気塾への参加者から「仲間づくりの基盤ができた」「町に対する思いが受動から自発に変わろうとしている」など前向きな感想が多く出たこと、平成20年度に元気塾の支援を受けられた「塩沢牧之通り」と交流ができたことで、方向性をしっかりつかんで活動することができるようになり、まわりの見方が大きく変わってきました。
(宮越 紀弥子氏/お馬出しプロジェクト 代表)

【平成21年度支援先】

山形県南陽市
「赤湯温泉ゆかいプロジェクト」

『人がいきかう 歩いて楽しいまちづくり』を、花や地域への関わり方の基本としたことで、活動を継続するための目標が明確になり、「目標に合うことは何でもやってみる」という意欲につながりました。また、雑草だらけだった花壇が、まち歩きのシンボル"ナチュラルガーデン"へ変化したことなど、地域性を考えた取り組みを心がけています。
(酒井 綾子氏/赤湯温泉ゆかい倶楽部 会長)

福島県大沼郡金山町
「横田地域を考える会」

元気塾をきっかけに、先生方との"つながり"ができたことや、「楽しみながら」の地域づくりの大切さに気づいたことで、「考える会」から「行動する会」への変化がありました。それが、"癒しの森"の整備や探勝会の開催につながり、また、原点に戻った「考える会」運営体制の再構築がされるなど、意識改革もなされました。
(滝沢 澄夫氏/横田地域を考える会 会長)

※本文中に記載の役職等は、当時のものです。