まちづくり元気塾　報告会

制度発足から3年目となる今年度の活動報告会は、各支援先に加え、新たな支援である過年度支援先フォローアップ事業を活用した3団体からもご出席いただき、総勢60名を超える参加者で開催されました。
パネルトーク第1部として、各チーフパートナーの進行のもと、今年度の各支援先の皆様から報告を頂きました。
牧之通り組合様(新潟県南魚沼市)からは、これまで個別に活動してきた女性の会、男性の会が、共同してまちづくりに取り組む姿勢へと変化してきたとの報告がありました。次いでかわにしツーリズム研究会様(山形県川西町)からは、玉庭地区での今回の活動を見聞きし、周囲の地区も様々な取り組みに向けた動きを開始したこと、また美女のやきもちプロジェクトチーム様(岩手県花巻市)からは、コミュニティレストラン（惣菜屋）の開設に向けて関係者のコンセンサスが得られ、今後の活動へ向けて大きく前進したことが報告されました。最後につがる市商工会様(青森県つがる市)からは、今回の活動をきっかけとして行政からの助成が得られたこと、市民の理解が深まっているなどの報告を頂きました。
また、パネルトークの第2部では、過年度支援先の中から、岩泉まちづくり連合様(岩手県岩泉町)、阿仁の暮らしを守り伝える山人の会(秋田県北秋田市)、五十沢キャンプ場管理組合(新潟県南魚沼市)の皆様からの現状報告。今年度のフォローアップ事業内容報告とともに、現在の活動状況が発表されました。 各地域からの報告に対しては、各パートナーや他地域の方々から、助言・感想などの発言や質問が出されるなど、活発なパネルトークが行なわれました。
会の最後に各アドバイザリーボードメンバーからメッセージを頂き、座長である岡�ｱ教授からは、今年度からフォローアップ制度も導入され、東北6県および新潟県のまちづくりネットワークの進展がみられること、それにより各地域間の交流が深まりつつある旨のご発言を頂きました。
各支援先においては今回の報告会を通じ、他地域とのネットワーク形成や、他地域の取組みを学ぶ場として活用いただき、今後の一層のまちづくりの推進を参加者全員で確認しました。