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青森県・つがる市

つがる市商工会

青森県・つがる市 つがる市商工会

第1回派遣 【平成20年6月12日(木)〜13日(金)】

チーフパートナー
柳井 雅也氏/東北学院大学 教養学部 教授
まちづくりパートナー
檜槇 貢氏/弘前大学 地域共同研究センター長

まちの現状を確認するため、柳井氏と檜槇氏が社会福祉協議会や商店街などの現地を視察。その後、檜槇氏の指導によるワークショップを開催。参加者が町の地図に「まちのいいところ」「もっとまちに欲しいもの、あったらいいもの」「商店街活性化の企画案」を付箋に記入し貼付しました。さらに、その地図をもとに参加者同士で話し合い。結果、町の現状の整理、共通課題の把握など、まちづくりを進める上での多岐にわたる要素を共有しました。

檜槇 貢氏
地図をひろげて「町のいいもの探し」を実施
ワークショップの模様

第2回派遣 【平成20年9月20日(土)〜9月21日(日)】

チーフパートナー
柳井 雅也氏/東北学院大学 教養学部 教授
まちづくりパートナー
檜槇 貢氏/弘前大学 地域共同研究センター長
まちづくりパートナー
増子 正氏/東北学院大学 教養学部 准教授

初日はシンポジウムを2部構成で実施。第1部は商工会の齋藤課長から、朝市の来訪者に実施した意識調査の結果報告。第2部では、増子氏より高齢者、障がい者にやさしいまちづくり事例の報告がありました。2日目は実際に朝市を関係者で視察。また、朝市を訪れた高校生らに高齢者スーツによる疑似体験をしてもらい、高齢者の立場に立った商店街の問題点について意見を収集しました。その後、関係者で打合せ。障がい者、高齢者を意識したまちづくりに向け、問題点を整理する樹形図を作成することになりました。

増子 正氏
関係者で朝市を視察
高齢者スーツによる高齢者疑似体験

第3回派遣 【平成21年1月28日(水)〜1月29日(木)】

チーフパートナー
柳井 雅也氏/東北学院大学 教養学部 教授

最初に塾生代表の奈良衛氏が、これまでの元気塾の活動内容を報告。また、第1回目に実施したワークショップのアイデアをもとに作成された、地域福祉に対応した中心市街地活性化を実現するための『事業計画プラン(案)』と『平成21年度重点プランのタイムスケジュール』の内容が説明されました。その後、45名の参加者を4班に分けワークショップを開催。「障がい者、高齢者による買い物実験」等を含む8つの重点プランを、「いつ」、「どこで」「誰が」「どのように」実施するかの具体案が検討されました。

柳井 雅也氏
ワークショップの模様
ワークショップ討議結果の発表

3回の派遣を終えて

元気塾の活動を通して、地域福祉に対応した中心市街地活性化のための『事業計画プラン』を作成。来年度以降の具体的な行動計画のベースをつくることができました。一部の事業プランについては、自治体の協力もあり平成21年度事業として予算化されました。今後、事業プランを進めていくにあたり、元気塾のワークショップに参加した塾生と連携しながら、市民を幅広く巻き込んでいく活動を実施していきたいと考えています。

※本文中に記載の役職等は、当時のものです。