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山形県・白鷹町

白鷹町中山地区(中山地区活性化推進会)

山形県・白鷹町 白鷹町中山地区(中山地区活性化推進会)

第1回派遣 【平成19年6月22日(金)〜6月23日(土)、25日(月)】

チーフパートナー
高峰 博保氏/(株)グルーヴィ 取締役・プランニングディレクター
まちづくりパートナー
濱 博一氏/石川地域づくり協会 コーディネーター

1回目は、最初に中山小学校利活用検討協議会設立のため、高峰様、濱様と白鷹町政策企画係との打合せが行われました。その後、まちづくりパートナーと中山地区の女性たちが懇談。翌日のワークショップでは40名の参加者が6班に分かれて、中山の将来像をテーマにグループ討議を行い、小学校の活用をきっかけにした地域づくり、それに繋がるビジネスプランの作成というテーマを確認しました。

女性たちとの懇談
高峰氏からワークショップ前の説明をうける
グループ討議ではアイデア続出

第2回派遣 【平成19年8月24日(金)〜8月26日(日)】

チーフパートナー
高峰 博保氏/(株)グルーヴィ 取締役プランニングディレクター
まちづくりパートナー
濱 博一氏/石川地域づくり協会 コーディネーター
佐々木 豊志氏/くりこま高原自然学校 校長

第2回目の初日は町主催の「中山小跡地利活用検討協議会」、翌日は佐々木様の講話とワークショップが開催されました。佐々木様からはくりこま自然学校運営などの実践例をご紹介いただきました。40名が参加したワークショップでは「究極の中山体験プログラムづくり」をテーマに4班に分かれて現地調査の後、企画を発表。中山の食や自然を活かした企画に高峰様と濱様から講評とアドバイスがありました。

佐々木 豊志氏
中山小学校
講話に熱心に聞き入る参加者

第3回派遣 【平成19年11月9日(金)〜11月10日(土)】

チーフパートナー
高峰 博保氏/(株)グルーヴィ 取締役プランニングディレクター
まちづくりパートナー
濱 博一氏/石川地域づくり協会 コーディネーター

第3回目の初日は中山地区の若手・中堅の集まり「わがい衆」との懇談会を開催。約20名の参加者とまちづくりパートナーが中山の「良い点」「悪い点」を話し合いました。翌日のワークショップでは東北芸術工科大学の三浦 准教授と学生のプレゼンテーション、さらに意見交換の後、参加者全員で小学校を歩いてまわり、2班に分かれて利用方法を討議。事業のすすめ方のポイントなどアドバイスを受け、企画の具体化に向けた話し合いが行なわれました。

学生たちの指揮をした三浦准教授
芸術工科大学の学生たちによるプレゼンテーション
若手集団「わがい衆」との熱気に満ちた懇談会

第4回派遣 【平成20年2月3日(日)〜2月4日(月)】

チーフパートナー
高峰 博保氏/(株)グルーヴィ 取締役プランニングディレクター
まちづくりパートナー
濱 博一氏/石川地域づくり協会 コーディネーター

第4回目は、参加者に対して「中山地区総合計画(案)」に関する説明が行なわれたあと、まちづくりの先進地域である山形県上山市の「まちづくり塾」メンバー、静岡県菊川市の栗原姉妹をゲストにお招きし、意見交換会を行いました。この日は小学校校舎への体験宿泊もあり、この体験が翌日の「旧中山小学校利活用検討協議会」の話し合いに活かされました。協議会では、収支計画や今後のスケジュールなど、より具体的な内容が検討され、行政とも協働しながらのまちづくりをめざすことを確認しました。

濱 博一氏
「中山地区総合計画案」を説明
チーフパートナーの高峰 博保氏

4回の派遣を終えて

中山小学校の跡地利用を模索することから始まり、地域全体の活性化、持続的なまちづくりの可能性を考えることに繋がっていきました。最終的に中山地区の将来目標を「としよりもわがいしゅも、みんなでなかよく住み良い中山」とした中山地区総合計画書を策定。次世代に継ぐ事業主体を育成すること、継続的な地域知の創造、新たな仕事の創出、外に開かれた活動の展開、この4点を計画書の基本方針として打出すことになりました。

※本文中に記載の役職等は、当時のものです。