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山形県小国町

交流まちづくり研究会

山形県 小国町 交流まちづくり研究会 総務省による交流居住のモデル自治体にも選ばれている小国町で、グリーンツーリズムを中心に交流人口増をめざし、まちづくりに繋げようと活動している研究会です。研究会の他地域の先進事例の研究や地域資源の再発見の取り組みに関する活動に対して、元気塾を活用していただきました。

第1回派遣 【2006年7月23日〜24日】

まちづくりパートナー
江藤 訓重氏(熊本県小国町行政経営局局長)

第一回の派遣では、交流まちづくりを目的とした研究会の具体的な活動の方向性と目標設定をするためのキックオフとして、本制度のアドバイザリーボードである岡ア先生と、パートナーの江藤様による講話会が開催されました。研究会会員のみならず、一般の皆様にも多数ご参加いただき、40名を超える参加者となりました。また2日目には研究会の今後の展開についての話し合いが行われるなど、充実した2日間となりました。

江藤 訓重氏
江藤氏とチーフパートナーの岡ア 昌之氏(右)
講話会でパートナーからの発言に耳を傾ける参加者の皆様

第2回派遣 【2006年8月23日】

まちづくりパートナー
横石 知二氏(徳島県上勝町(株)株式会社いろどり代表取締役副社長 )

高齢者福祉型産業の取り組みである彩(葉っぱ)事業で全国的にも著名な「いろどり」の横石様をパートナーに迎え、第2回の元気塾が開催されました。横石様からの話をうけ、参加者の方々からは「自分たちの進めてきたことが間違っていないと思えるところもあり、勇気づけられた」「私たちの農産物にも個性と付加価値をつけてみなさんにどんどん食べてもらいたい」などの活発なご意見やご質問が出されました。また「母ちゃん市場」の皆様との懇談も設けるなど、内容が盛りだくさんの会合となりました。

横石 知二氏
「ぶな茶屋」を視察
「いろどり」の事例紹介に耳を傾ける参加者の皆様

第3回派遣 【2006年11月16日〜17日】 (※視察研修は小国町様にて実施。元気塾からまちづくりパートナーが同行)

まちづくりパートナー
岡ア 昌之氏(法政大学現代福祉学部学部長 教授)

小国町「母ちゃん市場」のメンバーの皆様が直売活動の視察研修として、岩手県の遠野市、農家レストラン「夢咲き茶屋」、また花巻市の「母ちゃんハウスだぁすこ」、「デンカアズミン」などを訪問しました。地域再生の実例を聞いて、「地区の活性化を目指したレベルの高い活動」「農業の楽しさや文化を次世代に伝えたい」「行政の取り組みもすばらしい」などの前向きな意見が参加者の間で交わされました。

「夢咲き茶屋」代表
菊池 ナヨ氏
「夢咲き茶屋」を見学
視察に参加した「母ちゃん市場」の皆様

第4回派遣 【2006年12月20日〜21日】

まちづくりパートナー
嵯峨 創平氏(NPO法人環境文化のための対話研究所 代表理事/事務局長 )

前回の視察研修からの情報を活かし、小国町の直売所活動である「母ちゃん市場」の拡大を目指すための「母ちゃん市場夢語りワークショップ」を開催しました。進行にあたってはまちづくりパートナーである嵯峨様のご指導により、実際に「母ちゃん市場」を運営していく会員の皆様が、自分たちのやりたい活動を明確にしていく作業を行いました。その作業の結果、「都市圏の人を対象にした市民農園」といった具体的な目標が提出されました。

嵯峨 創平氏
ワークショップでひとりひとりの「夢かたり」を発表
小国の豊かな山の幸(ぶな茶屋の店頭にて)

第5回派遣 【2007年1月22日】

まちづくりパートナー
嵯峨 創平氏(NPO法人環境文化のための対話研究所 代表理事/事務局長 )

前回のワークショップで明確にした目標を、実際の活動に結びつけるため、この第2回ワークショップでは「消費者との交流会」などの企画・検討が行われました。30名近い参加者の皆様の活気あふれるワークショップとなり、参加した方々も「母ちゃん市場のあるべき姿と、小国町の地域づくりについて検討ができたことで、メンバー間の共通理解を得られた」「目標実現のための有効な考え方を知ることができた」と今後の活動方針の展望が開けた。

発言するチーフパートナーの岡ア 昌之氏
「母ちゃん市場夢語りワークショップ」第2回目
班別にわかれ、誰もが具体的に考えていく
※本文中に記載の役職等は、当時のものです。