- 人財育成
東北大学との人材育成の取り組み
【背景・課題】
東北・新潟地域の持続的な発展や魅力をさらに高めていくためには、地域課題の解決や新たな価値創出を牽引する高度な「DX人材」の存在が不可欠です。しかし、実社会で即戦力となるDX人材を育成し、さらにその人材を地域に定着させるためには、単なる座学だけでなく、実践的・専門的なスキルと課題解決能力を身に付けられる教育環境の構築が求められていました。
【取り組み内容】
東北電力は、データサイエンスや行動経済学などの学術的な知見を持つ「東北大学大学院経済学研究科」および、産学共創推進の支援力を持つ「東北大学ナレッジキャスト」と、DX人材育成に関する産学連携協定を2025年9月に締結しました。本協定では、大学が持つ研究の知見と東北電力が持つビジネスフィールドやノウハウを融合させています。
具体的な取り組みとして、社員と学生の双方に向けた実践的な教育プログラムを展開しています。社員向けには、東北大学の教育プログラムを活用した「DX講座」を実施し、ポータルサイトへの問い合わせ回答作成の自動化といった実務的な演習を通じて専門スキルを向上させています。一方、学生・大学院生向けには、東北電力の実際のデータを用いてデータ分析などの実践的な経験が得られる「インターンシップ」を提供し、キャリア形成支援を通じたDX人材の育成を図っています。
【現状と展望】
・実践的なスキルの習得(現状)
これまでの取り組みを通じて、学生からは「大学の講義では学べないデータ分析の一連の流れを総合的に体験できた」、社員からは「実践的な演習を通じてプログラミング等のスキルアップを実感している」といった声があがっており、双方において実社会で役立つDXスキルと課題解決能力の向上が図られています。
・人材の地域定着化と価値共創への挑戦(展望)
本協定を通じた実践的な教育環境の提供により、東北・新潟地域における優秀な高度DX人材の定着化が期待されています。将来的には、学問とビジネスを掛け合わせた本取り組みで育成された「現場での実践経験を持つDX人材」とともに、地域課題の解決や新たな価値の創出に挑戦し、持続的な地域社会の発展に大きく寄与していくことを目指しています。