DX事例

伐採管理業務に必要な情報の一元管理

【背景・課題】

電線を樹木の接触から守るための伐採管理業務において、従来は紙の地図や書類を中心に運用が行われていました。そのため、対象となる樹木の確認や過去の履歴などの情報検索、そして現場での確認結果をもとにした書類作成などに多大な時間と労力を要しており、業務の効率化が大きな課題となっていました。

【取り組み内容】

これまで紙ベースで行っていた伐採管理業務をデジタル化し、「伐採管理統合プラットフォーム」として情報を一元管理する仕組みを構築し、本格稼働させました。

具体的には、顧客関係管理システム(Salesforce)と地理情報システム(ArcGIS)を統合し、現場でモバイル端末を活用できる環境を整えました。これにより、地図データ上に樹木の位置を可視化して直感的に管理できるようになりました。さらに、蓄積されたデータに基づき、「いつ頃伐採が必要になるか」といった伐採必要時期の予想をダッシュボード等で可視化する機能も備えており、データに基づく効率的な管理をサポートしています。

伐採管理業務の一元管理イメージ

【期待される効果】

・伐採管理業務の大幅な効率化

情報管理ツールでの一元管理と現場でのモバイル端末の活用により、紙ベースで行っていた情報の検索や書類作成にかかる多大な労力を劇的に削減しています。

・迅速な状況把握とデータに基づく計画的な伐採

地理情報システムによる樹木位置の可視化により、樹木所有者の迅速な把握が可能となりました。また、経験や勘だけでなく、データに基づいて伐採必要時期を予想できるようになったことで、より効率的で計画的な配電フィールド業務が実現しています。