■宮城支店■仙台うみの杜水族館でSDGsを考えるイベントを実施!

■宮城支店■仙台うみの杜水族館でSDGsを考えるイベントを実施! イメージ

 宮城支店では3月25日・26日の2日間にわたり、仙台うみの杜水族館を会場に、環境とエネルギーから持続可能な社会を考えるイベント「小学生ECOゼミin仙台うみの杜水族館」を実施しました!

東北電力宮城支店×仙台うみの杜水族館のコラボイベント

 このイベントは宮城支店が主催したもので、地球温暖化が海の生きものに与える影響や、普段の生活とエネルギーとの関わりなどを楽しみながら学び、考える内容として企画。仙台うみの杜水族館とのコラボイベントは昨年に続き、今回で2回目の開催となりました。
 当日は抽選で当選した小学生とその親子、約50組110名が参加。事前申込には約140組と多くの応募がありました。
 宮城支店では、次世代を担う子どもたちに、環境やエネルギーに関心をもち理解を深めてもらおうと、エネルギー出前講座や各種イベントを実施しています。近年はSDGsや環境もテーマの1つとしており、今回のイベントもこの取り組みの一環として実施したものです。

(参考)昨年のイベントの様子はこちらからご覧ください

Program1.環境とエネルギー講座

 イベントは、「学ぶ・観る・体験する」の3つのプログラムで構成。はじめに、エネルギーのおじさん(東北電力宮城支店の扇谷さん)と魚のおじさん(水族館スタッフの齋藤さん)のおじさんコンビによる環境とエネルギー講座からスタート。
 地球温暖化と海水温の上昇が三陸の海に与える影響や、再生可能エネルギーや原子力などのCO₂を排出しないエネルギーを組み合わせるエネルギーミックスの重要性について説明しました。参加者にはクイズを記載したワークシートを配付。親子でメモをとりながら熱心に講話に耳を傾けていました。

Program2.水族館の見学

 講座の終了後は、お待ちかねの水族館の見学タイム。魚のおじさんの楽しいトークとともに、環境やECOをテーマにした「いのちきらめくうみ」の大水槽、海藻やアマモの展示水槽、バックヤードなどを案内しました。
 参加者からは「水族館スタッフのお話を聞きながら見学することで、いつもとは違った水族館の魅力に気づけたり、新たな発見ができてとてもよかった」と大変好評でした。

Program3.発電体験コーナー

 最後に発電体験コーナーとして、自転車発電や手回し発電、風力発電の実験を親子で体験いただき、それぞれの発電方法の特徴や、安定して発電することの大変さなどを実感いただきました。
 発電自転車のコーナーでは発電出力(W)を参加者で競い合うなど、とても盛り上がりました。

コロナ禍でも参加者が楽しめるイベントとして実施

 コロナ禍での開催を考慮し事前申込制により1回あたりの参加人数も抑え、2日間にわたり計4回イベントを実施しました。このうち1回は新たな試みとして、夜の部で環境とエネルギー講座および水族館ナイトツアーを実施。参加者は普段見ることができない海の生き物の夜の姿を楽しんでいました。

コロナ禍でも参加者が楽しめるイベントとして実施 イメージ1

夜の講座・見学の様子

今後について

 参加者からは、「自分たちの暮らしと環境やエネルギー問題の関係について楽しく学べた」「海の生きものと地球温暖化との関わりが分かりやすく学べ、親子ともためになる内容でとてもよかった」といった声が多く聞かれました。

 また、「人間や魚・動物など、みんなが幸せに生きていくためにも、CO₂を出さない生活をしていこうと思った」 「子どもにSDGsの内容や、これからの未来のエネルギーについて考えさせる良い機会となった」といった気候変動やSDGSへの関心の高さ、行動変容につながるようなコメントも寄せられました。

 宮城支店では今後も、次世代を担う子どもたちが環境とエネルギーについて興味をもつきっかけとなるイベントなどを検討することとしています。