プレスリリース

平成18年度の電力需給実績について

平成19年4月25日

1.電力需要について(表−1参照)

 平成18年度の販売電力量は、809億5,000万kWh、対前年比101.6%の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。
 なお、平成18年度の販売電力量は、平成17年度に記録した796億6,400万kWhを上回り、4年連続で過去最高を記録しました。

〇特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、オール電化住宅の普及により時間帯別電灯が好調に推移したものの、厳冬だった前年の反動影響に加え、本年の記録的な暖冬により、暖房需要が減少したことなどから、対前年比99.7%の実績となりました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比98.3%の実績となりました。

〇特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、郊外型店舗の新増設などから、対前年比101.4%の実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比103.5%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
〇大口電力

 大口電力は、「機械」や「非鉄」業種の生産が、安定して推移していることなどから、対前年比106.7%の実績となりました。

2.供給力について(表−2参照)

 平成18年度の発受電電力量の合計は、889億5,200万kWhとなり、対前年比   101.4%、対計画比102.1%の実績となりました。

(自社水力)
 融雪出水の継続や、梅雨時期と秋季に電源地点の降水量が多かったことなどから、出水率112.5%の豊水となり、発電量は前年度を2億9,000万kWh上回る97億1,800万kWhとなりました。

(自社火力)
 原子力の発受電量の増加により、発電量は前年度を14億5,100万kWh下回る519億5,400万kWhとなりました。

(自社原子力)
 東通原子力発電所1号機の営業運転開始と、女川原子力発電所各号機の前年度との運転状況の違いから、前年度を14億8,000万kWh上回る142億4,500万kWhとなりました。

(他社受電)
 他社発電所が定期検査などで停止していた日数の前年度との違いなどから、他社受電合計では前年度を16億9,800万kWh下回る225億7,200万kWhとなりました。

以上

需要実績
供給力概要
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