プレスリリース

原子力考査室ならびに原子力品質保証室の設置について

平成18年10月30日

 当社は、原子力発電所の品質保証体制の総点検において、再発防止対策として掲げておりました、「原子力考査室」ならびに「原子力品質保証室」を、11月1日付で設置することといたしましたので、お知らせいたします。

 「原子力考査室」は、現在ある考査室の業務から、原子力に係わる考査を分離・独立させ、社長直轄組織として設置するものです。
 具体的な業務としては、これまで以上に社長の意志を反映した内部監査を実施するとともに、この結果などを、直接、社長に確実かつタイムリーに伝達することで、内部監査によって得られた改善点等を、トップマネジメントから出されるコミットメント(方針・指示)に適切に反映させることとしております。

 また、「原子力品質保証室」は、原子力品質保証活動の機能強化を目的に、火力原子力本部長の直轄組織として設置するものです。
 具体的な業務としては、原子力部、燃料部、土木建築部、資材部および原子力発電所の品質保証活動を横断的に監視することで、原子力品質マネジメントシステム(QMS)の継続的な改善を行ってまいります。

 当社といたしましては、今後とも原子力発電所の品質保証の総点検における、再発防止対策を着実に実行するとともに、安全最優先の徹底と、迅速でわかり易い情報公開に努めていくことにより、地域の皆さまの一層の信頼を得られるよう努めてまいります。

 なお、「原子力考査室」「原子力品質保証室」の概要は別紙のとおりです。

以上

 (別紙)「原子力考査室」「原子力品質保証室」の概要について

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