プレスリリース

別紙2 添付−2

女川原子力発電所2号機 第8回定期検査 主要機器点検情報
(平成18年8月)

設備名 設備
区分
実施内容 検査
区分
概要
(廃棄設備)
気体廃棄物処理系
開放点検
  • 排ガス予熱器(A)の開放点検を行ったところ、管側胴板内の仕切板の変形を発見した。
  • 今後、原因調査を行うとともに適切な補修を実施する。

(詳細については、個別情報No.1参照)(PDFファイル)

(計測制御系統設備)
制御棒駆動機構
分解点検
  • 制御棒駆動機構の点検において、制御棒駆動機構を原子炉から取外し、洗浄を行おうとしたところ、フィルター洗浄機構のカバーが干渉し、制御棒駆動機構のカップリングスパッドが損傷した。

(詳細については、個別情報No.2参照)(PDFファイル)

(非常用予備発電装置)
高圧炉心スプレイ系ディーゼル発電機
分解検査
  • 高圧炉心スプレイ系ディーゼル発電機のディーゼル機関の分解検査において、浸透探傷検査を行ったところ、No.13シリンダーのピストン連接棒に判定基準を超える浸透指示模様を2箇所発見した。

(詳細については、個別情報No.3参照)(PDFファイル)

(原子炉冷却系統設備)
原子炉再循環系
分解点検
  • 原子炉再循環ポンプ(A)パージライン逃し弁の分解点検を行ったところ、弁体および弁座に傷があることを発見した。

(詳細については、個別情報No.4参照)(PDFファイル)

(原子炉冷却系統設備)
原子炉冷却材浄化系
分解点検
  • 原子炉冷却材浄化系注入ライン出口弁の分解点検を行ったところ、弁体のシート面に著しいエロージョンを発見した。

(詳細については、個別情報No.5参照)(PDFファイル)

(計測制御系統設備)
起動領域モニタ
  • 起動領域モニタ(A)監視ユニットの表示画面が初期画面の表示を繰り返していることを発見したことから、同モニタの記録計の指示値等を確認したが異常は認められなかった。

(詳細については、個別情報No.6参照)(PDFファイル)

(原子炉冷却系統設備)
主蒸気隔離弁
  • 主蒸気隔離弁のコントロールパネルおよび端子箱に接続しているケーブルの一部に、端末部とケーブルの間にわずかな隙間があり、芯線が露出している箇所を発見した。

(詳細については、個別情報No.7参照)(PDFファイル)

(原子炉格納施設)
圧力抑制室
目視点検
  • 非常用炉心冷却系ストレーナ取替工事において、圧力抑制室内の清掃を実施したところ、針金片など5つの異物を発見した。発見された異物はすべて回収した。

(詳細については、個別情報No.8参照)(PDFファイル)


【設備区分】 ○: 安全上重要な系統(原子炉圧力バウンダリ、原子炉本体、非常用炉心冷却系)
  △: それ以外の系統
【検査区分】 定: 法令に基づき国または独立行政法人 原子力安全基盤機構が実施する定期検査
  事: 法令に基づき当社が実施する定期事業者検査
  点: 保守管理に基づく点検
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