プレスリリース

当社原子力品質保証体制に関する総点検指示に対する報告書の提出時期について

平成18年8月7日

 当社は、女川原子力発電所における配管肉厚管理等の品質保証体制上の不適切な事例に関わる原子力安全・保安院からの指示文書「原子力発電所の品質保証体制の総点検について(平成18年7月7日付)」を受け、その結果について、8月7日までに報告するよう指示をいただいておりました。
 その後、社長を委員長とする「原子力品質保証体制総点検委員会」を設置し、指摘事項に関する事実確認と再発防止対策の立案に向けて鋭意検討を進めているところです(既にお知らせ済み)。

 一方、当社は、原子力安全・保安院からの指示文書「女川原子力発電所2号機原子炉手動停止に係る配管肉厚管理の徹底について(平成18年6月7日付)」を受領したことから、女川原子力発電所1、2号機の配管肉厚検査を実施し、7月6日にそれまでの調査結果を取りまとめるとともに、配管肉厚検査対象箇所選定のフローチャートを見直し、原子力安全・保安院に報告しておりました。
 その後、3号機も加えて、配管肉厚検査を実施しておりますが、品質保証体制の総点検指示の中に配管肉厚管理の不徹底事象も含まれていることから、念には念を入れて、さらに点検の範囲を拡大して検査を実施しているところであります。

 また、8月3日に発生した「女川原子力発電所2号機原子炉建屋地下3階トーラス室における水たまりの発見」事象についても、現在、その発生原因を究明しています。

 このような中、当社としては、今回の総点検指示の趣旨を踏まえた場合、現在実施している配管肉厚検査および事象発生原因究明を全て終了し、これまでの品質保証体制総点検結果をさらに精査した上で報告を行うことが適切と判断し、今後、これら検査等を鋭意進めることとし、終わり次第速やかに報告させていただくこととしましたのでお知らせいたします。

以上

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