プレスリリース

平成17年度の電力需給実績について

平成18年4月27日

1.電力需要について(表−1参照)

 平成17年度の販売電力量は、796億6,400万kWh、対前年比103.0%の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。
 なお、平成17年度の販売電力量は、平成16年度に記録した773億2,900万kWhを上回り、3年連続で過去最高を記録しました。

〇特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、オール電化住宅の普及により時間帯別電灯の契約電力が増加したことに加え、冷暖房需要が増加したことなどから、対前年比103.1%の実績となりました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比102.9%の実績となりました。

〇特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、郊外型店舗および医療福祉施設の新増設などから、対前年比103.9%の実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比103.1%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
〇大口電力

 大口電力は、「機械」や「非鉄」業種の生産が、好調に推移していることなどから、対前年比103.9%の実績となりました。

2.供給力について(表−2参照)

 平成17年度の発受電電力量の合計は、877億900万kWhとなり、対前年比102.9%、対計画比102.4%の実績となりました。

(自社水力)
 上半期において電源地点への降水量が多かったことなどから、出水率105.2%の豊水となり、発電量は前年度を6,300万kWh上回る94億2,800万kWhとなりました。

(自社火力)
 需要の増加や原子力の発受電量の減少により、発電量は前年度を17億300万kWh上回る534億500万kWhとなりました。

(自社原子力)
 平成17年8月16日に発生した地震により、女川原子力発電所1号機、2号機、3号機が自動停止したことなどから、前年度を12億9,100万kWh下回る127億6,500万kWhとなりました。

(他社受電)
 火力の受電量が増加したことなどから、他社受電合計では前年度を13億kWh上回る242億7,000万kWhとなりました。

以上

需要実績
供給力概要
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