プレスリリース

3月分の電力需給実績について

平成18年4月27日

1.電力需要について(表−1参照)

 3月分の販売電力量は、69億9,900万kWh、対前年比97.7%の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。

〇特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、オール電化住宅の普及により時間帯別電灯の契約電力が増加したものの、2月中旬から3月上旬にかけての気温が前年に比べ高めに推移したことによる暖房需要の減少や検針期間が前年より短かったことなどから、対前年比97.2%の実績となりました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比95.5%の実績となりました。

〇特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、暖房需要の減少があったものの、郊外型店舗および医療福祉施設の新増設などから、対前年比100.3%の実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比99.2%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
〇大口電力

 大口電力は、「機械」業種の生産が、引き続き好調に推移していることなどから、対前年比104.2%の実績となり、16カ月連続で前年実績を上回りました。

2.供給力について(表−2参照)

 3月の発受電電力量の合計は、77億9,100万kWhとなり、対前年比100.5%、対計画比103.3%の実績となりました。

(自社水力)
 電源地点の降水量が多かったことから、出水率112.9%の豊水となり、発電量は前年を1億3,700万kWh上回る9億500万kWhとなりました。

(自社火力)
 水力、原子力の発受電量の増加により、発電量は前年を11億4,600万kWh下回る43億400万kWhとなりました。

(自社原子力)
 昨年12月に営業運転を開始した東通原子力発電所1号機の発電量の増加により、発電量は前年を8億8,600万kWh上回る16億2,400万kWhとなりました。

(他社受電)
 定期検査により火力の受電量が減少したことなどから、他社受電合計では前年を3億1,000万kWh下回る20億6,300万kWhとなりました。

以上

需要実績
供給力概要
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