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添付−4 女川原子力発電所1号機 第17回定期検査 主要機器点検情報
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設備名 | 設備 区分 |
実施内容 | 検査 区分 |
概要 |
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(計測制御系統設備) 局部出力領域モニタ、 中性子源領域モニタ、 中間領域モニタ |
○ | − | − | ・ 原子炉内から取外した旧品の「局部出力領域モニタ検出器(LPRM)」および「中性子源領域モニタ/中間領域モニタドライチューブ」(以下LPRM等)をドライヤ・セパレータピットから使用済燃料プールへ移動する際、放射線レベルが上昇したことを示す警報が発生した。 ・ 警報が鳴った原因としては、作業中であったLPRM等の移動に伴い、燃料交換エリアの放射線量が増加したものと考えられる。 ・ なお、本事象に伴う放射性物質の漏えいおよび環境への影響はない。 (詳細については、個別情報No.1参照)(PDFファイル) |
(原子炉格納施設) 圧力抑制室 |
○ | ・目視点検 | 点 | ・ 1月26日から2月22日に圧力抑制室内を水中カメラで目視点検を行った結果、針金等18個の異物を発見した。発見された異物は全て回収した。発見された異物は、ほとんどが小さいものであり、同プールを水源とする、非常用炉心冷却系の吸込口に設置されているストレーナを閉塞するものではないことから、安全上問題となるものではない。 (詳細については、個別情報No.2参照)(PDFファイル) |
(計測制御系統設備) 制御棒駆動機構 |
○ | ・分解検査 | 定 | ・ スクラム弁(入口弁)89弁のうち13弁について分解点検を行ったところ、11弁の弁箱内および2弁の弁棒に傷が発見された。 ・ スクラム弁(出口弁)89弁のうち13弁について分解点検を行ったところ、2弁の弁体シート部に傷が発見された。 ・ 発見された傷については、弁の機能上問題となるようなものではないが、念のため補修および取替えを実施した。 (詳細については、個別情報No.3参照)(PDFファイル) |
(原子炉冷却系統設備) 残留熱除去系 |
○ | ・開放検査 ・分解検査 |
事 定 |
・ 残留熱除去系熱交換器(A)の開放検査において浸透探傷検査を行ったところ、伝熱管端部に円形指示模様が発見された。 ・ 残留熱除去系ポンプ(C)の分解検査において浸透探傷検査を行ったところ、ポンプ羽根車吐出端部に2箇所の線状指示模様が発見された。 ・ 指示模様が確認された部位については、念のため、手入れや溶接補修を実施する。 (詳細については、個別情報No.4参照)(PDFファイル) |
設備名 | 設備 区分 |
実施内容 | 検査 区分 |
概要 |
(蒸気タービン設備) 蒸気タービン |
△ | ・開放検査 | 定 | ・ 蒸気タービン開放検査において低圧タービン(A)および(B)の浸透探傷検査を行ったところ、内部・外部車室にひび等が発見された。 ・ 低圧タービン(A)の羽根ワイヤー部および(B)の噴口板の浸透探傷検査を行ったところ、ひびが発見された。 ・ 発見されたひび等については、除去した上で、補修を実施した。 (詳細については、個別情報No.5参照)(PDFファイル) |
(原子炉冷却系統設備) 原子炉補機冷却海水系 非常用補機冷却海水系 |
△ | − | − | ・ 原子炉補機冷却海水系および非常用補機冷却海水系の水張りを実施していたところ、当該系統配管の複数のフランジ部で水の滴下やにじみを発見した。 ・ 当該フランジ部については点検、増し締めを行った後、再度水張りを実施し、滴下がないことを確認した。 ・ なお、滴下した海水には、放射性物質は含まれていない。 (詳細については、個別情報No.6参照)(PDFファイル) |
【設備区分】 | ○: | 安全上重要な系統(原子炉圧力バウンダリ、原子炉本体、非常用炉心冷却系) |
△: | それ以外の系統 | |
【検査区分】 | 定: | 法令に基づき国または機構※が実施する定期検査 |
事: | 法令に基づき当社が実施する定期事業者検査 | |
点: | 保守管理に基づく点検・補修等 | |
※:機構とは、独立行政法人 原子力安全基盤機構の略称。 |
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