プレスリリース

12月分の電力需給実績について

平成18年1月25日

1.電力需要について(表−1参照)

 12月分の販売電力量は、68億1,700万kWh、対前年比109.3%の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。

〇特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)

 電灯は、非常に強い寒気の影響により12月の気温が低下し、暖房需要が増加したことなどから、対前年比110.4%の実績となりました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比111.4%の実績となりました。

〇特定規模需要(自由化対象のお客さま)

 業務用電力は、暖房需要の増加や郊外型店舗および医療福祉施設の新増設などから、対前年比109.8%の実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比108.1%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。

[参考]
〇大口電力

 大口電力は、「機械」や「非鉄」業種の生産が、引き続き好調に推移していることなどから、対前年比108.6%の実績となり、13カ月連続で前年実績を上回りました。

2.供給力について(表−2参照)

 12月の発受電電力量の合計は、82億7,400万kWhとなり、前年比111.0%、計画比107.6%の実績となりました。

(自社水力)
 電源地点の降水量は多かったものの、積雪となったことから出水率81.8%の渇水となり、発電量は前年を1億5,700万kWh下回る6億500万kWhとなりました。

(自社火力)
 需要の増加や原子力の発受電量の減少により、発電量は前年を7億7,700万  kWh上回る51億6,900万kWhとなりました。

(自社原子力)
 平成17年12月8日に東通原子力発電所1号機が営業運転を開始したものの、女川原子力発電所1号機、2号機、3号機の停止により、発電量は前年を4億3,800万kWh下回る8億1,900万kWhとなりました。

(他社受電)
 火力の受電量が増加したことなどから、他社受電合計では前年を2億7,700万kWh上回る22億8,900万kWhとなりました。

以上

表−1
表−2
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