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仙台市ガス局との気温リスク交換取引の実施について平成18年1月20日 当社と仙台市ガス局(以下、「仙台市」)は、この度、夏季の気温変動が両者の収益に与えるリスクを低減するための「気温リスク交換取引」の実施について基本合意いたしました。 一般的に、電力会社においては、猛暑となった場合には、冷房需要が増加することで収益が増加し、逆に冷夏となった場合には、冷房需要が減少し、収益も減少します。一方、ガス事業者においては、猛暑となった場合には、家庭用の給湯需要が減少することで収益が減少し、冷夏となった場合には、給湯需要が増加し、収益も増加します。 今回、基本合意した「気温リスク交換取引」は、このように、当社と仙台市において、夏季の気温と収益が逆の相関関係にある点に着目して、両者の収益変動リスクの低減を図り、収益の安定的な確保を目指すものです。 具体的には、7月1日から9月30日までの3ヵ月間の平均気温が、基準として定めた気温よりも一定の範囲を超えて上回った場合には、当社が仙台市に対して、あらかじめ定めた金額を支払います。逆に、平均気温が一定の範囲を超えて下回った場合は、仙台市が当社に対して、あらかじめ定めた金額を支払います。 今後、詳細について両者で協議を行い、平成18年度に取引実施に関する契約を正式に締結することとしております。 以上
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