プレスリリース

(別紙)

女川原子力発電所3号機 第3回定期検査の状況
(平成17年12月分)

1.進捗状況

 女川原子力発電所3号機は、平成17年9月27日より第3回定期検査を実施しています。
 原子炉格納容器漏えい率検査ならびに起動前試験を実施しております。
 (添付−1 女川原子力発電所3号機第3回定期検査主要点検工程表参照(PDFファイル)

2.主要機器の点検状況

主な機器の点検状況は以下のとおりです。

(1)中央制御室への蒸気浸入に係る対応について

 美浜3号機二次系配管破損事故時に発生した中央制御室への蒸気浸入に係る対応として、原子力安全・保安院文書「中央制御室への蒸気浸入に係る対応について(平成17・03・31原院3号)」に基づき、平成17年10月24日から11月4日にかけて、中央制御室およびケーブル処理室につながるケーブルトレイおよび電線管の壁(床)貫通部のシール施工が確実になされているかの調査を実施しました。
 調査した結果、シール材の硬化、変色、充填量が少ない等の所見が認められた箇所が31箇所ありました。そのうち、29箇所で気密性に問題があることを確認しましたが、当該箇所に隣接する部屋の中には高温高圧の流体が流れる配管は設置されていないため、直ちに問題となるものではありません。なお、上記31箇所については補修を実施しました(12月9日お知らせ済み)。
 点検結果については、12月26日に経済産業省に報告いたしました。

3.トラブルに該当しないひび、傷等の状況について

(1) 既報告の主要機器の点検状況について、12月中に補修等の作業が終了したものは下表のとおりです。(詳細については、添付−2参照(PDFファイル)
報告時期、報告No. 件名 作業終了日 備考
平成17年11月分
No.4(改)
復水系配管フランジ部ナットの緩みについて 12月14日 添付−2
(PDFファイル)

4.その他

 平成17年8月16日に発生した地震に伴う3号機の地震による設備への影響について、原子炉起動後に実施する項目を除き、12月28日までに終了し、安全上問題となる被害がないことを確認いたしました。

添付−3 地震による設備への影響についての確認(安全機能の確認項目、3号機の実施状況)参照(PDFファイル)
添付−4 地震による設備への影響についての確認(その他の点検、3号機の実施状況)参照(PDFファイル)

以上

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