プレスリリース



11月分の電力需給実績について

平成17年12月28日


1.電力需要について(表−1参照)

 

 11月分の販売電力量は、62億2,000万kWh、対前年比103.8%の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。

〇特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)
 

 電灯は、前年に比べ10月の気温が高めに推移し暖房需要が減少したものの、オール電化住宅の普及により時間帯別電灯の契約電力が増加していることや前年の新潟県中越地震の反動影響などから、対前年比101.3%の実績となりました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比101.1%の実績となりました。


〇特定規模需要(自由化対象のお客さま)
   業務用電力は、郊外型店舗および医療福祉施設の新増設などから、対前年比104.3%の実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比105.3%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。
 
[参考]

 〇大口電力
   

 大口電力は、「機械」や「非鉄」業種の生産が好調に推移していることに加え、前年の新潟県中越地震の反動影響などから、対前年比107.1%の実績となり、12カ月連続で前年実績を上回りました。



2.供給力について(表−2参照)

 

 11月の発受電電力量の合計は、70億4,200万kWhとなり、前年比105.9%、計画比102.5%の実績となりました。

(自社水力)
 貯水池の落水を抑えたことなどから、出水率81.6%の渇水となり、発電量は前年を1億4,300万kWh下回る5億3,300万kWhとなりました。

(自社火力)
 需要の増加や原子力の発受電量の減少により、発電量は前年を12億5,600万kWh上回る43億8,500万kWhとなりました。

(自社原子力)
 平成17年8月16日に発生した地震以降、女川原子力発電所1号機、2号機、3号機が停止していることから、発電量は前年を8億1,300万kWh下回る4億100万kWhとなりました。

(他社受電)
 火力の受電量が増加したことなどから、他社受電合計では前年を4億1,500万 kWh上回る20億6,400万kWhとなりました。

以上


需要実績


供給力概要


←← 東北電力トップページ   ← 元のページへ戻る