プレスリリース



10月分の電力需給実績について

平成17年11月30日


1.電力需要について(表−1参照)

 

 10月分の販売電力量は、62億3,200万kWh、対前年比102.1%の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。

〇特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)
 

 電灯は、前年に比べ10月の気温が高めに推移し暖房需要が減少したことなどから、対前年比98.9%の実績となりました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比98.6%の実績となりました。


〇特定規模需要(自由化対象のお客さま)
   業務用電力は、郊外型店舗および医療福祉施設の新増設などから、対前年比103.4%の実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比103.9%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。
 
[参考]

 〇大口電力
   

 大口電力は、「機械」や「非鉄」業種の生産が安定して推移していることに加え、新潟県中越地震の反動などから、対前年比105.7%の実績となり、11カ月連続で前年実績を上回りました。



2.供給力について(表−2参照)

 

 10月の発受電電力量の合計は、67億9,800万kWhとなり、前年比102.0%、計画比100.9%の実績となりました。

(自社水力)
 電源地点の降水量が少なかったことから、出水率84.3%の渇水となり、発電量は前年を2億7,300万kWh下回る4億8,100万kWhとなりました。

(自社火力)
 需要の増加や原子力の発受電量の減少により、発電量は前年を6億1,600万kWh上回る40億5,000万kWhとなりました。

(自社原子力)
 平成17年8月16日に発生した地震以降、女川原子力発電所1号機、2号機、3号機が停止していることから、発電量は前年を7億9,300万kWh下回る4億6,200万kWhとなりました。

(他社受電)
 火力の受電量が増加したことなどから、他社受電合計では前年を6億9,500万kWh上回る21億3,600万kWhとなりました。

以上


需要実績


供給力概要


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