プレスリリース



9月分の電力需給実績について

平成17年10月26日


1.電力需要について(表−1参照)

 

 9月分の販売電力量は、66億3,100万kWh、対前年比104.4%の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。

〇特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)
   電灯は、検針期間が前年より短かったものの、前年に比べ8月中旬以降の気温が高めに推移し冷房需要が増加したことなどから、対前年比104.3%の実績となりました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比104.2%の実績となりました。

〇特定規模需要(自由化対象のお客さま)
   業務用電力は、冷房需要の増加や郊外型店舗および医療福祉施設の新増設などから、対前年比107.5%の実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比104.5%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。
 
[参考]

 〇大口電力
   

 大口電力は、「機械」や「非鉄」業種の生産が堅調に推移していることなどから、対前年比103.3%の実績となり、10カ月連続で前年実績を上回りました。



2.供給力について(表−2参照)

 

 9月の発受電電力量の合計は、69億5,300万kWhとなり、前年比102.7%、計画比103.0%の実績となりました。

(自社水力)
 電源地点の降水量が多かったことから、出水率112.4%の豊水となり、発電量は前年を1億6,400万kWh上回る7億2,200万kWhとなりました。

(自社火力)
 需要の増加や原子力の発受電量の減少により、発電量は前年を4億7,200万kWh上回る46億6,800万kWhとなりました。

(自社原子力)
 平成17年8月16日に発生した地震以降、女川原子力発電所1号機、2号機、3号機が停止していることから、発電量は前年を10億4,500万kWh下回る4,300万kWhとなりました。

(他社受電)
 水力、火力の受電量が増加したことなどから、他社受電合計では前年を5億7,400万kWh上回る21億100万kWhとなりました。

以上


需要実績


供給力概要


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