プレスリリース



8月分の電力需給実績について

平成17年9月28日


1.電力需要について(表−1参照)

 

 8月分の販売電力量は、68億6,400万kWh、対前年比102.0%の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。

〇特定規模需要以外の需要(自由化対象以外のお客さま)
 

 電灯は、前年と比較し7月の気温が低めに推移したため、冷房需要が減少したものの、検針期間が前年より長かったことなどから、対前年比104.7%の実績となりました。
 特定規模需要以外の需要の合計では、対前年比103.5%の実績となりました。


〇特定規模需要(自由化対象のお客さま)
   業務用電力は、郊外型店舗および医療福祉施設の新増設などから、対前年比100.8%の実績となりました。
 特定規模需要の合計では、対前年比101.2%の実績となりました。
 なお、産業用その他電力については、大口電力が大きなウエートを占めており、その概要は以下の参考のとおりです。
 
[参考]

 〇大口電力
   

 大口電力は、「非鉄」や「機械」業種の生産が堅調に推移していることなどから、対前年比102.7%の実績となり、9カ月連続で前年実績を上回りました。



2.供給力について(表−2参照)

 

 8月の発受電電力量の合計は、77億5,000万kWhとなり、前年比105.2%、計画比104.1%の実績となりました。

(自社水力)
 東北南部の電源地点の降水量が多かったことから、出水率141.5%の豊水となり、発電量は前年を3億1,100万kWh上回る9億4,900万kWhとなりました。

(自社火力)
 自社火力の発電量は、水力、原子力の発電増により、前年を6,500万kWh下回る48億100万kWhとなりました。

(自社原子力)
 平成17年8月16日に発生した地震以降、女川原子力発電所1号機、2号機、3号機が停止しているものの、東通原子力発電所1号機の試運転などから、発電量は前年を4億600万kWh上回る14億1,800万kWhとなりました。

(他社受電)
 水力、火力の受電量が増加したことから、他社受電合計では前年を1億5,200万kWh上回る20億9,200万kWhとなりました。

以上


需要実績


供給力概要


←← 東北電力トップページ   ← 元のページへ戻る