プレスリリース



地震発生による発電設備の状況について

平成17年8月16日

 本日の地震発生に伴い停止した発電設備の状況についてお知らせいたします。

<女川原子力発電所>
 女川原子力発電所(宮城県牡鹿郡女川町および石巻市)は、通常運転中のところ地震の発生に伴い、11時46分に1号機、2号機、3号機が原子炉自動停止しました。これは、地震発生の際の安全確保策として設計どおり停止したものであり、この自動停止による環境への放射能の影響はありません。
 現在、現場をパトロール中ですが、これまでのところ、安全上問題となる被害は確認されておりません。
 なお、3号機の原子炉建屋にある見学者用ギャラリー室の窓ガラスにひびが入るといった被害があったほか、構内にある環境放射能測定センター屋上に設置されている希硫酸タンクからの希硫酸約45リットルの漏えい(全量回収処理済み)等を確認しております。

<参考>女川原子力発電所
      1号機:定格電気出力52万4千キロワット
      2号機:定格電気出力82万5千キロワット
      3号機:定格電気出力82万5千キロワット


<新仙台火力発電所2号機>
 新仙台火力発電所2号機は、地震の発生に伴い、運転の継続が困難と判断されたため手動停止いたしました。
 設備の点検を行った結果、異常の無いことが確認されたため、現在起動に向けた準備を行っており、順調に行けば、明日未明には発電を再開できる見込みです。

以上


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