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通常の原子炉停止時や主復水器が使用できない時に原子炉の崩壊熱等を取り除き、原子炉冷却材
喪失時には炉心の冷却を行う系統。
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※2 |
前回の定期検査期間中に、中間部リングおよびシュラウドサポートリングの溶接線近傍にひびが
確認されているが、中間部リングのひびは微細かつ部分的なものであり、炉心シュラウドの構造
健全性に及ぼす影響はなく、運転継続に支障はないと評価している。従って、点検対象はシュラ
ウドサポートリングの溶接線近傍のみとなる。なお、シュラウドサポートリングを現状のままで
運転を継続することについて、平成15年10月6日に経済産業大臣から発電用原子力設備技術
基準特殊設計施設認可を受けている(平成15年9月10日申請)
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※3 |
タイロッド工法とは、炉心シュラウドの上部リングとシュラウドサポートプレートをタイロッド
と呼ばれる長尺の支柱によって拘束し、炉心シュラウド全体を挟み込むように固定する補修方法。
原子炉圧力容器とシュラウドの間にタイロッドを90度間隔で4カ所に取付ける。
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