(別紙)
原子燃料のリサイクル利用(回収ウランの利用)について
今回、女川原子力発電所3号機用に使用する新燃料の一部(106体)は、燃料集合体の一部に回収ウランを利用しています。
回収ウランとは、使用済燃料の再処理により得られるウランのことで、これに含まれるウラン235の割合は、重量にして約1.0%と天然ウラン(約0.7%)より若干高く、この回収ウランを通常のウラン燃料と同様に濃縮して、利用します。
回収ウランはウランの組成等が若干異なりますが、特性は通常の燃料と同様です。
なお、今回使用する回収ウランは、当社の使用済燃料を核燃料サイクル開発機構東海再処理工場で再処理し、得られたものです。
回収ウランの利用は、リサイクルによる資源の有効利用が目的であり、海外および国内においても安全に利用されてきております。
以上

原子燃料のリサイクル概念図
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