プレスリリース



添付−2

女川原子力発電所2号機 第7回定期検査 主要機器点検情報
(平成17年5月)

設備名

設備
区分

実施内容

検査
区分

概要

原子炉格納容器

原子炉格納容器全体漏えい率検査

「原子炉格納容器全体漏えい率検査」の受検前の準備作業として、格納容器の静定状態を確認していたところ、原子炉水位がわずかに上昇傾向を示していることを確認した。
調査の結果、閉状態の残留熱除去系の隔離弁を通じて補給水が原子炉内に流入していることを確認した。
当該隔離弁の着座位置の調整を行った結果、原子炉水位が静定したことを確認した。その後、5月20日に漏えい率検査を受検した。
(詳細については、個別情報No.1参照(PDFファイル))
遮へい扉

原子炉起動中の5月30日午前4時24分に原子炉建屋1階のバルブラッピング室の放射線レベルが上昇したことを示す警報が発生したため、起動操作を一時中止し、調査を行った。
調査の結果、原子炉建屋1階のバルブラッピング室の遮へい扉が開いており、原子炉起動に伴い同室内の放射線量が増加したことから、放射線測定器の指示値が上昇したことが分かった。
このため、当該扉の閉操作を行い、同室の放射線測定器の指示値が低下したことを確認した。また、原子炉建屋原子炉棟のすべての遮へい扉を点検し、すべての扉が閉じていることを確認した。
なお、起動操作は午前9時20分に再開した。
(詳細については、個別情報No.2参照(PDFファイル))
【設備区分】 ○: 安全上重要な系統(原子炉圧力バウンダリ、原子炉本体、非常用炉心冷却系)
  △: それ以外の系統
【検査区分】 定: 法令に基づき国または機構が実施する定期検査
  事: 法令に基づき当社が実施する定期事業者検査
  点: 保守管理に基づく点検・補修等
※:機構とは、独立行政法人 原子力安全基盤機構の略称。

←← 東北電力トップページ   ← 元のページへ戻る