平成17年5月11日
当社は本日、平成16年度(平成16年4月1日〜平成17年3月31日)の決算概況を、東京証券取引所および大阪証券取引所に提出いたしました。
決算概況については以下のとおりです
【連結業績概況について】
収益面では、電気事業において、平成17年1月から実施した電気料金引下げの影響があったものの、平成15年度における冷夏、暖冬の反動や昨夏の猛暑の影響により販売電力量が増加したことに加え、平成16年度より全子会社を連結決算の対象としたことなどから、売上高は前年度に比べ487億円(3.1%)増の1兆6,114億円となり、経常収益は前年度に比べ533億円(3.4%)増の1兆6,228億円となりました。
一方、費用面では、有利子負債削減による支払利息の減少などがあったものの、電気事業において、東通原子力発電所1号機の試運転開始に伴う減価償却費の増加や購入電力料の増加があったことに加え、連結範囲拡大による影響などがあったことから、経常費用は前年度に比べ594億円(4.1%)増の1兆5,184億円となりました。
以上の結果、経常利益は、前年度に比べ60億円(5.5%)減の1,043億円となりました。
なお、新潟県中越地震の災害による損失(34億円)のほか、固定資産の減損処理(70億円)と巻原子力発電所建設協力金の損失処理(39億円)に伴い、144億円を特別損失に計上しましたが、当期純利益は前年度に比べ58億円(11.5%)増の569億円となりました。
【当社の販売電力量について】
当社の販売電力量は、電灯・電力ともに、平成15年度の冷夏、暖冬の反動や昨夏の猛暑の影響などにより冷暖房需要が増加したことに加え、大口電力において「機械」業種を中心に生産が堅調であったことなどにより、前年度に比べ3.7%増の773億kWhとなり、過去最高となりました。
決算の概要等については、別紙のとおりです。
以上
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