プレスリリース



平成16年度の電力需給実績について

平成17年4月26日

1.電力需要について(表−1参照)

 平成16年度の販売電力量は、773億2,900万kWh、対前年度比103.7%の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。
  なお、平成16年度の販売電力量は、平成15年度に記録した745億4,700万kWhを上回り、過去最高となりました。

(電灯)
 平成15年度が冷夏、暖冬であったことの反動や夏場の猛暑の影響により冷暖房需要が増加したことなどから、対前年度比103.6%の実績となりました。

(電力)
  業務用電力は、電灯と同様に冷暖房需要が増加したことに加え、郊外型店舗の新増設により需要の増加がみられたことなどから、対前年度比104.0%の実績となりました。
 小口電力については、低圧電力は、電灯と同様に冷暖房需要が増加したことに加え、農業向けや融雪向けの需要が増加したことなどから、前年度実績を上回りました。高圧電力Aは、猛暑による空調の稼動増や上期を中心に製造業の工場の稼動が好調だったことなどから、前年度実績を上回りました。この結果、小口電力計では、103.3%の実績となりました。

[参考]

(大口電力)
 大口電力は、新潟県中越地震の影響による稼動減があったものの、上期を中心にデジタル家電関連の生産が好調だったことや、輸送用機械の生産が堅調に推移したことにより、「非鉄」や「機械」などが高い伸びを示したことなどから、対前年度比102.4%の実績となりました。

2.供給力について(表−2参照)

 平成16年度の発受電電力量の合計は、852億5,300万kWhとなり、計画比102.6%、前年度比103.2%の実績となりました。

(自社水力)
 前線や台風の影響により降水量が多かったことから、出水率105.4%の豊水となり、発電量は計画を2億3,200万kWh上回る93億6,500万kWhとなりました。

(自社火力)
 原子力の発受電量の減少などから、計画を36億5,000万kWh上回る517億200万kWhとなりました。

(自社原子力)
 女川原子力発電所1号機および3号機の定期検査延長などのため、計画を24億4,700万kWh下回る140億5,600万kWhとなりました。

(他社受電)
 豊水の影響や火力の受電量が増加したことなどから、他社受電合計では計画を20億6,100万kWh上回る229億7,100万kWhとなりました。

以上




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