仙台火力発電所2号機の長期計画停止について


平成17年3月31日

 当社は、平成16年度中に長期計画停止の予定としておりました仙台火力発電所2号機を、本日をもって長期計画停止といたしました。
  なお、2号機については、仙台火力発電所のリプレース計画に伴い、現在長期計画停止中の1号機とともに平成19年7月に廃止する予定です。

 当社では、既にお知らせしているとおり、平成22年7月の営業運転開始を目指し、仙台火力発電所1号機から3号機の跡地に、天然ガスを燃料とする40万kW級の高効率コンバインドサイクル発電設備「仙台火力4号機」を新たに建設することとしております。
 当社は、こうしたリプレース計画を着実に実施することにより、市場競争力と 公益的課題への対応を両立させるスリムで効率的な設備形成に努めてまいりたいと考えております。

以上

<仙台火力発電所の概要>
○所在地 宮城県宮城郡七ヶ浜町
○出力 35万kW(17万5千kW×2基)
○主な燃料 石炭
○運転開始年月 1号機:昭和34年10月
2号機:昭和35年11月
3号機:昭和37年 6月[平成16年3月廃止済]

<仙台火力発電所の運転状況>
1号機 平成15年10月1日より長期計画停止中(平成19年7月に廃止予定)
2号機 平成17年3月31日より長期計画停止(平成19年7月に廃止予定)

<リプレース計画の概要>
○建設地 仙台火力発電所1〜3号機跡地
○出力 40万kW級
○発電方式 高効率コンバインドサイクル
○熱効率 約50%
○燃料 天然ガス
○概略工程
環境影響調査開始 平成16年 4月
工事着工 平成19年10月予定
営業運転開始 平成22年 7月予定