平成17年3月30日

　本日１６時１０分頃、点検停止中の女川原子力発電所１号機（電気出力５２万４千キロワット）において、原子炉建屋地下２階 残留熱除去系ポンプ（Ｂ・Ｄ）室の床に水漏れを確認いたしました。

　水漏れは、残留熱除去系の弁を閉めたことにより停止しました。なお、原因は当該弁を誤って開けたためと推定しておりますが、詳細については現在調査中です。

　漏れた水の量は約２.５ｍ³、放射能量は約２.２×１０⁸Ｂｑ（ベクレル）と推定しておりますが、漏えいした水は液体廃棄物処理系で処理されております。

　この事象による外部への放射性物質の放出はなく、環境への影響はありません。

　なお、本事象は、法律に基づく報告事象ではありません。

以上