1月分の電力需給実績について

平成17年2月23日


1.電力需要について(表−1参照)

 

 1月分の販売電力量は、72億4,900万kWh、対前年比102.6%の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。

(電灯)
  12月下旬から1月上旬の気温が前年より低めに推移したことにより、暖房需要が増加したことなどから、対前年比101.6%の実績となりました。

(電力)
  •  業務用電力は、郊外型店舗の新増設などにより、前年に比べ需要増となったことなどから、対前年比102.6%の実績となりました。
  •  小口電力については、低圧電力は、12月下旬から1月上旬の気温が前年より低めに推移したことにより、暖房需要が増加したことなどから前年実績を上回りました。高圧電力Aは、製造業の一部で工場の稼動が前年より減少していることなどから、前年実績を下回りました。この結果、小口電力計では、対前年比100.8%の実績となりました。

[参考]
 

(大口電力)
 大口電力は、「輸送用機械」や「化学」、「非鉄」などの生産が堅調に推移したことなどから、対前年比101.9%の実績となり、2カ月連続で前年実績を上回りました。


2.供給力について(表−2参照)

 

 1月の発受電電力量の合計は、79億7,400万kWhとなり、計画比104.2%、前年比103.0%の実績となりました。

(自社水力)
 電源地点の降水量が多かったことから、出水率107.8%の豊水となり、発電量は計画を3,900万kWh上回る6億3,400万kWhとなりました。

(自社火力)
 水力の増加はあったものの、需要の増加などから、発電量は計画を2億1,800万kWh上回る52億600万kWhとなりました。

(自社原子力)
 女川原子力発電所1号機の定期検査延長などから、発電量は計画を2億4,100万kWh下回る12億800万kWhとなりました。

(他社受電)
 豊水の影響や火力の受電量が増加したことから、他社受電合計では計画を1億1,300万kWh上回る22億7,100万kWhとなりました。

以上


需要実績


供給力概要