12月分の電力需給実績について

平成17年1月26日


1.電力需要について(表−1参照)

 

 12月分の販売電力量は、62億3,900万kWh、対前年比100.4%の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。

(電灯)
11月から12月中旬の気温が前年より高めに推移したことにより、暖房需要が減少したものの、検針期間が前年より長かったことなどから、対前年比100.0%の実績となりました。

(電力)

  •  業務用電力は、11月から12月中旬の気温が前年より高めに推移したことにより、暖房需要が減少したことなどから、対前年比98.7%の実績となりました。
  •  小口電力については、低圧電力は、11月から12月中旬の気温が前年より高めに推移したことに加え、契約電力が減少していることなどから、前年実績を下回りました。高圧電力Aは、機械など製造業の伸びがやや鈍化してきているものの、食料品業種などで好調な生産が続いていることなどから、前年実績を上回りました。この結果、小口電力計では、対前年比99.6%の実績となりました。
[参考]
 

(大口電力)
 大口電力は、自動車関連部品を中心に「機械」の生産が好調に推移していることなどから、対前年比100.8%の実績となり、3カ月ぶりに前年実績を上回りました。


2.供給力について(表−2参照)

 

 12月の発受電電力量の合計は、74億5,100万kWhとなり、計画比100.4%、前年比101.2%の実績となりました。

(自社水力)
 雪の降り初めが遅く中旬頃まで雨であったため、出水率108.0%の豊水となり、発電量は計画を2,900万kWh上回る7億6,200万kWhとなりました。

(自社火力)
 女川原子力発電所1号機の定期検査延長などから、発電量は計画を2億5,900万kWh上回る43億9,200万kWhとなりました。

(自社原子力)
 女川原子力発電所1号機の定期検査延長などから、発電量は計画を4億4,300万kWh下回る12億5,700万kWhとなりました。

(他社受電)
 火力の補修時期変更などから、他社受電合計では計画を2,300万kWh下回る20億1,300万kWhとなりました。

以上


需要実績


供給力概要