白石・郡山間ガスパイプラインの本格工事の開始について

平成16年12月7日

 石油資源開発および東北電力は、平成16年10月より、白石・郡山間ガスパイプライン(以下、「郡山ライン」)の建設準備を進めておりましたが、本日より、関係官庁への諸手続きが整った個所から、本格工事を開始いたしました。

 郡山ラインは、宮城県白石市[新潟・仙台間ガスパイプライン(以下、「NSライン」)分岐地点]より福島市を経由して郡山市に至る延長約95kmのパイプラインで石油資源開発および東北電力が共同所有(石油資源開発80%、東北電力20%)するものです。
 今後は、平成19年3月の操業開始に向け、鋭意、工事を進めることとしております。なお、本格工事の開始にあたり、本日、福島稲荷神社(福島市宮町5−2)において関係者による起工式を執り行っております

 石油資源開発および東北電力は、これまで、共同出資で設立した東北天然ガスを販売主体として、石油資源開発が所有するNSラインの沿線を中心に天然ガスの普及拡大を図っており、郡山ライン沿線の需要開拓についても、同様に実施することとしています。これにより、環境特性に優れた天然ガスをより経済的かつ安定的に供給することが可能となり、東北地域の天然ガスの普及・拡大に大きな弾みがつくものと考えています。
 今後とも、地域のお客さまに経済的でかつ最適なエネルギーを安定的にお届けすることで、地域の発展に貢献したいと考えています。

 なお、郡山ラインの概要等につきましては別紙のとおりです。

以上

別紙:白石・郡山間ガスパイプラインの概要