平成16年12月2日

　このたびの「新潟県中越地震」により被災されました皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。

　当社は、１２月４日（土）から、社員延べ３００名により、未だに停電が解消されていない小千谷市東山地区および山古志村で被災されたお客さまの仮設住宅への引越作業について、支援活動を行うことといたしました。

　小千谷市東山地区からの引越支援については、第一段階として１２月４日（土）から７日（火）の間、朝日・寺沢・首沢（つむりさわ）・塩谷の４地域の高齢者世帯のお宅を主な対象に、延べ８０名の社員が家財道具をトラックへ積み込むお手伝いを行うこととしております。
　東山地区の他の地域についても、仮設住宅への入居スケジュールにあわせ、１２月中旬に同規模の支援活動を行うことについて協議を行っているところです。

また、山古志村についても、１２月１３日（月）〜１７日（金）の間、引越の支援活動を行うこととしており、引越支援を行う当社社員は延べ１５０名となる見込みです。

　１０月２３日の地震発生以降、中越地方の２７市町村で延べ３０万戸の停電が発生しましたが、当社では、企業グループを含め総力を挙げた復旧作業により、１１月２５日１３時半までに、避難指示や通行止めなどにより復旧作業に着手できない約１，３８０戸を除き、停電を解消しております。
　こうした復旧活動を進める一方で、当社は、これまで、被災者の皆さまへの支援活動について、地元の方々のニーズを伺いながら検討を進めてまいりましたが、このたび、小千谷市および山古志村に対して仮設住宅への引越作業を支援することとしたものです。

　なお、当社はこれまで、新潟県および２４市町村に対して見舞金を贈呈するとともに、無料ＰＨＳ電話を避難所へ設置し､簡易型カイロや懐中電灯、レトルト食品などの日用品、電子レンジなど生活必需品を救援物資として被災された地域の災害対策本部へ提供、長岡・小千谷市内に被災者専用臨時ランドリーセンターを設置（長岡市２個所、小千谷市４個所）するなど､微力ながらも地元企業としてお手伝いさせていただいております。

　※１１月１日の市町村合併後の市町村数で表記しております。

〜小千谷市東山地区（４地域）に対する引越支援の概要〜

以上

【参考】

［これまでの当社支援活動の概要］

［主な支援物資］

● 懐中電灯　　　　　　　　　　４，４００個
● 携帯用カイロ　　　　　　　　９，６００個
● レトルト食品　　　　　　　　 ４，０００食（シチュー，野菜スープ）
● カップ・スプーン・フォーク　４，０００セット
● 電子レンジ　　　　　　　　　　　１００台
● 電気カーペット　　　　　　　　　１００枚
● 電気ポット　　　　　　　　　　　 １００台
● ブルーシート　　　　　　　　　　 ４００枚


［その他支援物資］

※以上の物資は、１０月２４日から各自治体へ順次お届けしております。

［義援金の寄贈］

●新潟県および被災された２４市町村に対して合計８，７００万円を寄贈（11/4、5）

以上