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女川原子力発電所3号機 第2回定期検査主要機器点検情報(平成16年7月)


設備名 設備
区分
実施内容 検査
区分
概要
(原子炉冷却系統設備) ・残留熱除去系配管支持部材

・第1種機器
供用期間中検査
・残留熱除去系配管支持部材の浸透探傷検査を実施したところ、配管の支持部材にひびが認められたことから、当該のひびを除去した上で再度検査を実施し、異常のないことを確認した。
(詳細については、個別情報No.1参照(PDFファイル)
・原子炉補機冷却系熱交換器
 (A)(C)
・開放検査 ・原子炉補機冷却系熱交換器(A)および(C)の渦流探傷検査において、A号機の伝熱管1,948本中1本およびC号機の伝熱管1,948本中10本について判定基準を超える減肉が認められた。減肉が認められた伝熱管について新管に取替えを実施した。
(詳細については、個別情報No.2参照(PDFファイル)
・主蒸気圧力検出器 ・耐圧漏えい検査 ・主蒸気圧力検出器の点検完了後の系統復旧時に、3台ある主蒸気圧力検出器のうち(B)のブルドン管付け根部に微細なひびを発見した。主蒸気圧力検出器(B)を新品のものに取替える。
(詳細については、個別情報No.3参照(PDFファイル)
(放射線管理設備) ・プロセスモニタリング設備 ・機能検査 ・液体廃棄物処理系排水放射線モニタの機能検査において、模擬信号により全閉となるべき移送弁が動作せず全開のままとなった。原因は、別作業のため、移送弁を閉止する信号が発生しないように処置を施したままで、検査を実施したためであった。当該処置を解除後に、再度、検査を実施し移送弁が正常に自動閉止することを確認した。
(詳細については、個別情報No.4参照(PDFファイル)

【設備区分】○ 安全上重要な系統(原子炉圧力バウンダリ、原子炉本体、非常用炉心冷却系)   △:それ以外の系統
【検査区分】定 法令に基づき国または機構が実施する定期検査  事:法令に基づき当社が実施する定期事業者検査  点:保守管理に基づく点検・補修等
※:機構とは、独立行政法人 原子力安全基盤機構の略称。