平成16年7月29日
6月分の販売電力量は、58億6,400万kWh、対前年比103.7%の実績となりました。これを用途別にみますと、以下のとおりです。
(電灯)
検針期間が前年より長かったことに加え、時間帯別電灯や低圧高稼動契約の契約電力が増加したことなどから、対前年比104.6%の実績となりました。
(電力)
- 業務用電力は、郊外型店舗や医療福祉施設の新増設や小売店舗の営業時間延長などから、対前年比103.7%の実績となりました。
- 小口電力については、低圧電力は、商店や事務所を中心に契約電力が減少しているものの、製造業を中心に稼動が増加したことなどから、前年実績を上回りました。高圧電力Aは、契約電力は伸び悩んでいるものの、機械関連業種を中心に生産が好調さを維持していることなどから、前年実績を上回りました。この結果、小口電力計では、対前年比103.8%の実績となりました。
[参 考]
(大口電力)
大口電力は、「機械」のデジタル機器向け部品や自動車関連部品の生産が好調なことなどから、対前年比103.7%の実績となり、昨年8月以来11カ月連続で前年実績を上回りました。
6月の発受電電力量の合計は、66億3,700万kWhとなり、計画比102.7%、前年比102.8%の実績となりました。
(自社水力)
東北南部の電源地点の降水量が少なかったことから、出水率93.8%の渇水となり、発電量は計画を4,100万kWh下回る8億2,200万kWhとなりました。
(自社火力)
需要の増加や東京電力からの融通受電量の減少などから、発電量は計画を3億6,600万kWh上回る40億9,500万kWhとなりました。
(自社原子力)
女川原子力発電所の発電量は、計画を2,200万kWh上回る11億4,800万kWhとなりました。
(他社受電)
火力の受電量が増加したことなどから、他社受電合計では計画を2億5,500万kWh上回る20億1,300万kWhとなりました。
以上
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