女川原子力発電所1号機
原子炉冷却材浄化系ポンプ(B)の停止について


平成16年7月23日

 女川原子力発電所1号機(沸騰水型、定格電気出力52万4千kW)は定格熱出力一定で運転中のところ、本日17時20分頃、原子炉冷却材浄化系ポンプ(B)室(注1)のダスト放射線モニタ(注2)の指示値が通常値より若干高めであることが認められました。

 このため準備が整い次第、原子炉冷却材浄化系ポンプ(B)を停止し、調査を行うこととしました。これによる原子炉の運転への影響はありません。

 なお、この事象による外部への放射能の影響はありません。

以上

(注1)原子炉冷却材浄化系:
   原子炉冷却材浄化系は、原子炉水中の不純物を除去し、原子炉水の水質を維持するための装置で、A系とB系の2系統があります。
(注2)ダスト放射線モニタ:
   室内空気中の放射能レベルを測定するため、室内空気中の埃を集め、その中に含まれる放射能を測定する装置。


別紙 原子炉冷却材浄化系系統概略図(PDFファイル)