女川原子力発電所3号機第2回定期検査における労働災害について

平成16年7月6日

 女川原子力発電所3号機(沸騰水型、定格電気出力82万5千kW)は、平成16年6月10日より第2回定期検査中のところ、7月6日10時30分頃、タービン建屋付近の循環水取水管および放水管内(注)の足場解体作業準備をしていた作業員1名が、放水配管内に倒れているのを発見しました。

 直ちに救急車を手配し、病院に搬送しましたが、12時21分死亡が確認されました。

 現在、災害発生時の状況などについて調査中です。

 ご冥福をお祈りし、ご遺族の方々に対し心から哀悼の意を表します。

 なお、本件は、原子炉等規制法に基づく報告事象でありませんが、国および関係自治体に連絡しております。

以上

(注)タービンの運転に使用したあとの蒸気を凝縮させるために使用した海水を海に放出する配管。

別紙 労働災害発生場所概要図[PDFファイル]